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サービスのご紹介
SERVICE LINEUP

航空輸送サービス
AIR CARGO

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航空輸送サービスについて

世界各国への航空輸送に対応いたします。緊急を要する貨物や、温度管理が求められる貨物、商品価格が高額な貨物、繊細な取扱いが求められる特殊貨物など、海上輸送では取扱いが難しい貨物の輸送もお任せ下さい。
経験豊富なスタッフが、海上輸送から航空輸送への輸送形態シフトに関するご相談にも柔軟に対応いたします。国際宅配便による、小口貨物の輸送手配もお任せください。

輸出 -Export

航空輸送の流れ

航空輸送の流れ

輸出書類作成 ※1
Invoice, Packing Listは必須です。必要に応じて非該当証明書、SDS (Safety Data Sheet/安全データシート)等の手配をお願いします。

航空輸送に関するお見積り

輸出航空輸送のお見積りは、3つのカテゴリに分かれます

  • 航空運賃
  • 国内作業
  • 海外作業
航空輸送のポイント

お見積りのご依頼時は、どこからどこまでの作業のお見積りが必要かを明確にお知らせください。貿易条件(インコタームズ)によって、「どこまで」の手配が必要かは想定ができますが、「どこから」については、お客様にご指定いただく必要があります。例えば、集荷の手配が必要かどうかなど、お見積りの際にご指定ください。

航空運賃

航空運賃を決める要因には、主に以下のようなものがあります。また、多くの場合、運賃に付随して、サーチャージなどが別途発生いたします。

■積地・仕向地

航空貨物運賃単価は、積地と仕向地によって異なります。一般的に輸送距離が長いほど運賃は高くなる傾向にあります。また、仕向地が同じでも、積地が違う場合は運賃が異なります。

例えば、関空発の航空便が無い場合には、成田発の航空便を利用いたしますが、関空-成田間の輸送費用が必要となります。また、航空会社の営業戦略(他社競合、新規参入)により運賃の違いが発生いたします。

■重量、サイズ(縦横高さ)

航空運賃は、基本的にChargeable weight(kg)×単価で算出されます。
kgあたりの単価は、45kg以上, 100kg以上, 300kg以上,…というように重量帯ごとに段階的に設定されています。
一般的には重量が大きくなれば単価が安くなりますが、大型貨物や特殊な取扱いが必要な貨物は割高になります。また、大きさの割に軽い貨物の場合は、容積重量がChargeable weightとして適用されます。
※kgあたりの単価とは別に、一定の金額が最低運賃(MINIMUM)として設定されています。Chargeable weight(kg) x単価の金額がMINIMUM運賃を下回る場合は、MINIMUM運賃が適用されます。

■荷姿

段積み不可指定貨物は、運賃が割高になります。
100kgを超えるような貨物は、軽量貨物の下に積載されますが、凸形に梱包されている場合などは、段積み不可貨物とみなされます。

■貨物内容

危険物、生きた動物などは運賃が割高になります。また、Shock Watch (ショックウォッチ), Tilt Watch (ティルトウォッチ)などが設置されている場合も同様です。

  • 貨物内容
  • 貨物内容

■付帯サービス

保冷輸送のサービスや、他の貨物よりも優先し早く搭載するサービスなどを指定する場合、運賃が割高になります。

■混雑状況

貨物が集中して混雑している場合は、混雑状況に応じて運賃が割高になることがあります。

国内作業

航空輸送以外に、輸出通関代行、集荷手配などの国内作業をご依頼いただく場合は、航空運賃とは別にお見積りいたします。

海外作業

海外での作業が必要な場合、海外代理店または現地法人に照会が必要なため、お見積書の提出までに時間の猶予をいただく場合があります。

航空輸送のポイント

お見積りのご依頼をされる際に、仮定をしてお見積りを進めることになります。
「サイズが分からないから、大型貨物にならない程度で大きめに想定する」「出荷時期が分からないから、今現在の運賃でお見積りを行う」という具合です。
仮定に基づいたお見積りは、当然正確性を欠くことがあり、後から再度お見積もりが必要になる場合もあります。詳細が分かっていれば、その分正確な情報をご提供できます。 特に重要なポイントは、重量・サイズ、出荷・納品時期です。お見積りをご依頼なさる際は、できるだけ詳細な情報をお知らせください。

航空輸送のポイント

相手国で支払う場合の運賃を知りたい!
「輸送費をシッパー負担にするか、コンサイニー負担にするか協議中・・・
コンサイニーと交渉するにあたって、大体の金額を確認しておきたい・・・」
などといったお見積り依頼をいただくことがあります。
しかし、航空貨物の運賃は、PREPAIDの場合とCOLLECTの場合で異なっており、COLLECTの運賃は、現地側でコンサイニー様からフォワーダーにお問合せいただくのが原則です。

航空輸送における梱包

輸出時の梱包について

輸送中のダメージから貨物を守るため、輸出梱包を施すことをお勧めいたします。

航空輸送では、下記の梱包形態が一般的に使用されます

Carton (ダブルカートン):段ボール箱
Case:木箱梱包
Crate:木枠梱包※
※木材梱包は燻蒸材 若しくは 合板に限ります。

国内流通で使用されるシングルカートンは、航空輸送に耐えられない場合もあり、再梱包をご提案させていただく場合があります。

航空輸送における梱包
航空輸送のポイント

段積み不可 vs. 木箱梱包
段積み不可ご指定の場合、航空運賃が割高になります。(段済み不可貨物上部の空間部分も運賃計算されるためです)
木箱梱包を施すと、梱包費用がかかるうえ、重量増によるコストアップが発生することから、段積み不可のご指定をされる場合があります。しかし、段積み不可ご指定の場合、航空運賃単価が割高になるため、木箱梱包した方がトータルでコストセーブができる場合が多くあります。梱包が弱い場合、ダメージが発生しやすくなるというデメリットもあるため、適正な梱包、輸送方法についてもお問合せください。

航空輸送に必要な書類

輸送の手続きに必要な書類

Invoice & Packing List

Invoice:価格表

売主と買主情報、商品代金決済方法、貿易条件、商品、数量、単価、総額の記載をお願いいたします。

Packing List:梱包明細

梱包単位の商品名、数量、Net Weight、Gross Weightの記載をお願いいたします。

AWB (Air Waybill)

航空貨物の運送状はすべてWaybillです。
Air Waybillは運送前に発行されるため、必ずしも記載されている航空便に搭載されるとは限りません。(Requested flight)
弊社では、正確なAWB作成のため、Shipping Instruction (S/I)の作成をお願いしています。

航空輸送のポイント

S/IとAWBドラフト
S/I (Shipping Instruction)には、出荷する際にAWBに記載したい様々な情報を記載できます。例えば、荷受人からAWB上にTAX IDやHS CODEを記載してほしいと依頼された場合は、S/Iに記載してご指示いただくことが可能です。

その他の必要な書類

積地側輸出手続き

他法令等に関わる書類(非該当証明書等) / SDS(Safety Data Sheet/安全データシート) / 該当商品のパンフレットやURL / 通関委任状(初回のみ) / その他

到着地側輸入手続き

原産地証明書、植物検疫証明書、動物検疫証明書等
到着地側の輸入に必要な書類とその要件は、輸入者を通じて確認するのが一般的です。
これは、輸入に際して、書類の内容に責任を持つのは輸入者とされているからです。

航空輸送のポイント

「他に必要な書類は何ですか?」
「InvoiceとPacking Listの他に、必要な書類があれば教えてください。」というお問合せをいただくことがあります。原則、輸出時の書類は輸出者の、輸入時の書類は輸入者の責任においてご確認のうえ、ご準備いただくことになります。特に到着地側での輸入に必要な書類については、買主であるコンサイニー様によるご確認をお願いしています。

ブッキング

お見積りご依頼時の情報と、指定倉庫への搬入日または集荷日をお知らせください。
航空会社へのブッキングが完了後、フライトスケジュールをご案内いたします。
なお、天候などの状況により、やむを得ず予定のフライトに搭載できない場合があります。

危険物輸送

輸送可否の確認や、お見積りにあたっては、以下の情報提供をお願いいたします。

① SDS (Safety Data Sheet/安全データシート)
② 梱包状況(どんな種類・材質の容器に、何がどれだけ入っているのか?)

危険物の輸送条件は、IATA※により詳細に定められており、梱包もIATA規則に則る必要があります。
また、輸送が禁止されている化学物質も存在いたします。航空会社への危険物の申告内容は、荷送人が責任を持つこととなっており(荷送人以外が梱包を手配した場合であっても、責任は荷送人にあります)、IATAが認定している危険物取扱士の資格は荷主も対象としています。
危険物梱包に関しては、少量危険物は国連規格容器の使用を免除されますが、その際に使用する容器の強度は国連規格容器に準じる性能を有する事が求められています。また、その強度試験は荷主側がおこない、データーを保管し必要に応じて提出しなければなりません。そのため、弊社では国連規格容器の仕様を推奨しています。

IATA( International Air Transport Association)国際航空運送協会

※IATA( International Air Transport Association)
国際航空運送協会

航空輸送のポイント

リチウム電池の航空機輸送
リチウム電池は、危険物の中でも規則が複雑ですので、まずはSDSをご用意いただき、出荷する商品の包装状態をご確認ください。
そのうえで、詳細を確認し、、輸送の可否の判断とお見積りさせていただきます。
SDSにて以下の事が確認できます。
・リチウム電池の種類
 リチウム電池は2種類に大別されます。
  1.リチウム金属電池/リチウム合金電池(一次電池)
  2.リチウムイオン電池/リチウムポリマー電池(二次電池)
・ワット時定格値(wh)
*SDSの多くは電池のメーカーが発行するために、電池単品での性能を記載していますので、出荷する機器にどのように搭載されているかまでは判断できません。
以下の梱包状況を確認ください。
a)リチウム電池のみを収納してるのか (単体)
b)リチウム電池と機器が同梱されて収納されているのか (同梱)
c)リチウム電池が機器に組込まれて収納されているのか (組込)

保冷輸送

保冷輸送は、輸送工程の中で、どの場所でどのように保冷するかによって、様々な輸送方法が考えられます。
例えば、工場を出荷してから、通関業者の指定倉庫に搬入するまでの輸送は保冷トラックを使うのか?

それとも保冷梱包をして常温のトラックで運ぶのか?
また、通関業者の倉庫は冷蔵保管に対応しているのか?設定温度は?という点を考慮する必要があります。
これらを判断するためには、温度帯の設定が重要です。
許容される温度の幅が狭ければ、より厳密な管理が必要となり、それに応じた費用が発生いたします。

弊社では、保冷、保温輸送用の最新の梱包資材も用意していますので、お問合せください。
発泡スチロールを使用しない環境に配慮した、サステイナブルな梱包資材です。

航空輸送のポイント

アイス量のモヤモヤ
保冷輸送の際に、保冷剤としてドライアイスやケミカルアイスを使用することがあります。その際、同梱する保冷剤の量をどうするか?という問題が生じます。
保冷剤の効果は、外気温、包装物の中身の状態(空隙や商品の密度など)、輸送時間などの影響を受けるため、同じ商品、数量、仕向地であっても都度状況が変わります。
より確実にするには、テスト輸送を行う必要がありますが、時間や費用もかかってしまいます。弊社では、過去の経験値を元に、お客様と相談のうえ適切な保冷剤の量と梱包方法を手配する事が可能です。

大型航空貨物

概ね以下のサイズを超える貨物は、大型航空貨物として取扱われます。

長さ(縦横の長い方の辺)が概ね300cmを超える貨物
幅(縦横の短い方の辺)が概ね200cmを超える貨物
高さが概ね155cmを超える貨物

これらの基準は、一般的な方法で、航空機への積み付けができるかどうかを基準に設定されており、航空機の機体や航空会社によって異なる場合があります。
また、車両などの特殊貨物は通常の貨物とは取扱いが異なる場合があります。

輸入 -Import

航空輸送の流れ

航空輸送の流れ

航空輸送に関するお見積り

輸入航空輸送のお見積りは、3つのカテゴリに分かれます

  • 航空運賃
  • 海外作業
  • 国内作業

航空運賃

航空運賃は概ね輸出の場合と同じような仕組みになっています。さらに、輸入の場合は運賃に対して一定の金額が、着払い手数料(CC FEE)として発生いたします。

海外作業

海外での集荷、通関などの費用は、運賃とは別に請求いたします。

国内作業

輸入通関、検査、配送など到着後の費用は、運賃とは別に請求いたします。

現地手配

積地国側では、貨物出荷後、輸出通関を行い、フライト搭載となるのが一般的です。

航空輸送に必要な書類

輸送の手続きに必要な書類

Invoice & Packing List

Invoice:価格表

売主と買主情報、商品代金決済方法、貿易条件、商品、数量、単価、総額の記載をお願いいたします。

Packing List:梱包明細

梱包単位の商品名、数量、Net Weight、Gross Weightの記載をお願いいたします。

AWB (Air Waybill)

航空輸送の運送状はすべてWaybillです。
Air Waybillは運送前に発行されるため、必ずしも記載されている航空便に搭載されるとは限りません。(Requested flight)
弊社では、正確なAWB作成のため、Shipping Instruction (S/I)の作成をお願いしています。

航空輸送のポイント

ARRIVAL NOTICEはありません
海上輸送で到着する貨物には、ARRIVAL NOTICEが発行されますが、航空輸送にはありません。
航空輸送では、急ぎの貨物が多いため手続きが簡素化されており、到着案内は電話またはメールで行われることが多くなっています。

空港上屋

航空輸送において、航空機から降ろされた貨物は通常空港上屋に入り、輸入通関を待ちます。
(空港上屋とは、空港の中で貨物を一時保管する倉庫のような場所です)
この空港上屋の利用料が、上屋使用料です。

上屋での保管料
航空貨物が空港に到着すると、輸入通関を行い、許可後はすぐに配送されるのが一般的です。
しかし、例えば土曜日に到着し、月曜日に引取りが行われた場合や、輸入通関に時間がかかったときなど、貨物が一定期間空港で保管される場合があります。到着後のフリータイムは、「到着日翌日の午前8時から24時間」です。その後は午前8時を超えるごとに、1日単位で個数・重量に応じて保管料が加算されていきます。
つまり、土曜日到着のフライトで、月曜日通関の場合、ほぼ確実に保管料が掛かることになります。
(土曜日到着の場合、フリータイムは月曜日午前8時まで)

日本の輸入通関

輸入通関時の申告価格は、Invoiceの内容に関わらず、以下で算出されます。

「CIF価格=製品価格+運賃+保険料」

Invoiceの建値がCIFでない場合、CIF価格を別途算出し、その金額で申告いたします。

配送

原則車上渡しとなりますので、ドライバーは荷下ろしを行いません。
フォークリフトが必要な貨物は、配送先の状況を事前にご確認ください。
輸入許可後に、荷受人が空港で直接貨物を引取ることも可能ですが、事前手配が必要ですので、あらかじめ担当者へご連絡ください。

サービスに関するお問い合わせ